「アリックス」

最近20代を中心に会員を集めていると言われている、新興ネットワークビジネスです。

アリックスは、米国特許出願中という報酬プラン「アクティブ8」を採用しています。

なぜそこまで、20代を中心に広がっているのか?

報酬プラン「アクティブ8」にどんな魅力があるのか?

「アクティブ8」に本当に問題点はないのか?

その点を徹底解剖して、副業初心者のあなたでもアリックスで稼げるようになるのかを明らかにしていきます。

アリックスを知る

会社概要

法 人 名
ARIIX Japan 合同会社

所 在 地
〒106-0041
東京都港区麻布台3-5-7 8階

ゼネラルマネージャー / 職務執行者
宮城 邦夫

顧問弁護士
千原 曜

事 業 内 容
健康食品、化粧品輸入及び製造販売

設   立
2012年4月18日

電   話
代表) 050-3646-8108
FAX) 03-6736-0626

事 業 所  同上

8つの約束はどこへ?

以前は「8つの約束」として、次のとおりホームページに掲げられていました。

ARIIXは、人と人との絆を力としてビジネスを拡大していただけるよう、以下の8つをお約束します。

努力に応じた報酬を支払うこと。
誠実さを大切にするビジネスを提供すること。
人を助けることで、自分も成功できるビジネスを提供すること。
誠実なビジネス活動を続ける人々の真価を認めること。
長期的に安定した成功をサポートすること。
偏見や先入観をもたないこと。
共通の利益のために努力すること。
平等であること。

しかし、いつの間にかホームページから削除されていました。

代わって「権利の章典」が登場しています。

権利の章典とは?

学校で世界史を学んだことのある人は思い出すかもしれません。

1688年、イングランドで発生した、クーデターによる国王ジェームズ2世追放事件として有名な「名誉革命」

翌1689年、市民から選ばれた議会が定めた権利は、国王といえども否定できないことを確認した「権利の章典」が制定されました。

アリックスは、これをもじっているようです。

謳われている「権利の章典」は次のとおり。

パートナーズカウンシルの権利
ファウンダーズ クラブの特典
真のオーナーシップと保護の権利
報酬プランを見直す権利
エキスパートであり続ける権利
忠誠心を得る権利
説明や事前のお知らせを受ける権利
楽しみと特典を分け合う権利
次なる戦略を提唱する権利
公平・平等な待遇を受ける権利
最初の契約が維持される権利

「権利の章典」というくらいですから、客観的に法律的視点で考えてみましょう。

例えば、「説明や事前のお知らせを受ける権利」

ネットワークビジネス(連鎖販売取引)について規定する特定商取引法では、37条で契約内容の詳細を記載した

「書面を交付する義務」

が定められています。

これは、会社や勧誘する会員が守るべき「義務」です。

そして、一般的には、契約内容を変更するとき、あるいは契約期間が終わって新たに同じ内容の契約をするときに

「事前に告知する」

のは当然の義務です。

もちろん、新たな契約書を取り交わすのは当然のことです。

また、法人と個人とでは、法人の方が立場が上になりやすい、というのは常識です。

ですから「義務」としているのです。

「権利」と「義務」は、必ずしも「表裏の関係」にあるのではありません。

会員が権利を持っていたとしても、会社が回答しないことも十分あり得ます。回答しなかったら、権利も何もありません。

つまり、本来であれば

「会社が説明や事前のお知らせをする義務」

とすべきなのです。

他にも見るべき点はありますが、重要なのは権利の章典という言葉のイメージではなく

「普通に考えて納得できるかどうか」
「一般常識として矛盾していないか」

ということです。

宮城邦夫GMって誰?

アリックスジャパンのGMである宮城邦夫氏

アリックスジャパンでの紹介文は、次のとおりです。

ゼネラルマネージャー
7つのダイレクトセリングカンパニーで24年の管理経験を持つ宮城は、日本のARIIXゼネラルマネージャーとして勢力的にキャリアを続けています。 彼の長年の専門知識は、ARIIX Japanの成長に不可欠であり、市場の継続的な成功にとって重要なプレーヤーです。

同氏が携わってきたアリックス以外の「7つのダイレクトセリングカンパニー」のうち、2つは不明ですが、5つは分かっています。

・フォエバーリビングプロダクツジャパン
(以下、「FLP」)
・シナジーワールドワイドジャパン
「以下、「SWW」)
・モリンダジャパン
(以下、「モリンダ」)
・FFiジャパン
(以下、「FFi」)
・ジュネスグローバル

FLPやSWW、そのほか2つの企業では上手く成果を出せなかったようです。

その後、モリンダに転職して一定の成功を収め、幹部クラスとなっていたようです。

実績を買われて2008年の12月1日に、自動車の燃費向上を図る「MPG・CAPS」を主力商材に展開するFFi(現在は廃業)の代表取締役社長に就任します。

しかし、そのわずか2か月後、2009年1月31日付で退任します。

退任理由は「本人の希望により」とされ、明らかではありません。

退任後は、モリンダに戻り幹部職として実績を上げていたようです。

2014年春、モリンダ会員向けの会報誌に次の記事が掲載されています。

このような記事が出たわずか1年後、2015年4月、モナヴィーを買収したジュネスグローバルの新社長(ゼネラルマネージャー)として一気に表舞台に出ます。

同氏は、ジュネス・グローバルジャパン社長就任の話を2014年の秋頃に受けていたようです。

当初は辞退していたとのこと。

しかし、ジュネス・グローバルアメリカ本社の幹部から繰り返しオファーがあり、再度検討したところ

「ジュネス・グローバルの他にはない唯一無二の製品力にビジネスの可能性を見出した」

と社長の就任を決意したそうです。

そして、2017年2月23日、アリックスジャパンのセールス & マーケティングエグゼクティブディレクターに就任します。

同年12月6日には、ゼネラルマネージャー(社長)に就任します。

この経歴を

「華麗なキャリア」

と見るのか

「勢いのなくなった企業から逃げ出す節操のないやつ」

と見るのかは人それぞれでしょう。

確かなのは、同氏が一つの会社にとどまる可能性は低いということです。

ビジネスについて

最も気になるのが

「アリックスのビジネスってどうなの?」

というように、ビジネスに関することではないでしょうか。

報酬プランに入る前に、アリックスの製品一覧をご覧ください。

価格ももちろん大切ですが、重要なのは製品それぞれにつけられている「PV(ポイント)」です。

アクティブ8の真実

アリックスのホームページを見ると「米国特許出願中」などという文字が躍っています。

しかし、ここではあくまでも客観的に報酬プランを分析していきます。

基本は4週間

ビジネス登録をする際によくあるのが

「登録料(年会費)を支払う」
「規定額以上の商品を買う」

前者は、1年ごとの更新制となっているもの。

後者は、定期購入が前提で、一定額以上の購入が必要になるもの。

しかし、アリックスは特殊です。

ビジネス登録を維持するためには

「200PV以上の商品を購入」

が必要になります。

1PVを金額に換算するのではなく、あくまでも商品ごとにPVが設定されています。

上の表を見れば分かりますが、金額が違ってもPVは同じということがあります。

ただし、ビジネス登録が維持されるのは

「4週間」

に限定されています。

この点が他のネットワークビジネスと異なるところです。

多くのネットワークビジネスでは

「一定期間(2ヶ月前後が多い)定期購入が止まるとビジネス登録が抹消される」

という規定になっています。

しかし、アリックスでは

「4週間」

に限定されています。しかも

「登録週を含んで4週間」

ということですから、週の終わりに登録すると実質3週間しかビジネス登録が維持されないことになります。

1ヶ月(2月を除き30日間あるいは31日間)ではなく4週間(28日間)で区切っているのは、会員にとって有利とは言えません。

登録時の金額による区別

「200PVで4週間ビジネス登録維持」

が基本となっているアリックス。

金額的には、約35,000円から39,000円。

ここで、上の表から登録時に購入することになる

「初回注文パック」

の金額とPVについて見ておきます。

なぜなら、初回注文パックの金額とPVがその後を決める重要な要素だからです。

名称 金額(円) PV
メンバー200パック 39,620 200
ジョヴェイメンバー200パック 33,610 200
乳酸菌メンバー200パック 37,690 200
ハイドロヴィ メンバー200パック 37,690 200
ライラック メンバー200パック 35,850 200
ビジネス 500パック 86,000 500
ジョヴェイ ビジネス500パック 88,000 500
ライラック ビジネス500パック 84,000 500
エリート1000パック 161,000 1,000
ライラックエリートV8 & ラクティー & ピュリティ空気清浄機1000パック 186,000 1,000

アリックスでは、登録から4週間以内に購入した金額に応じて会員のランクに差が出ます。

「ランク」と申し上げましたが、「タイトル」とは異なるのでご注意を。

次の表をご覧ください。

アリックスでは「ビジネスレベル」と呼んでいます。

登録時に購入した商品につけられているPVに応じて

「メンバー」
「ビジネス」
「エリート」
「アルティメット」

の4段階に分けられます。

もう一度申し上げますが、あくまでも「タイトル」とは異なり会員の「区分」ですので、お間違えないように。

では、ビジネスレベルが異なると、どのように扱いが異なるのでしょうか?

次の図をご覧ください。

大きなところでいうと、図にも書かれていますが、ビジネスレベルが高いほど自分の持てるラインの数やボーナスが大きくなります。

要するに「待遇が良くなる可能性」を手に入れることができるということです。

勘違いしていただきたくないのは、あくまでも「可能性」であるということです。

間違っても「権利」ではないので、その点は気をつけてください。

なぜなら、後に述べる「タイトル」が上の方にならないとそもそも適用されず、意味のあるものにはならないからです。

95%以上のネットワーカーが紹介も出せずに、ネットワークビジネスを辞めています。

ですから、登録する段階では「適用される可能性」であることを十分理解しておきましょう。

ここで、先程お伝えした初回注文パックが出てきます。

初回注文パックで設定されているPVは

「200」
「500」
「1000」

200PVのものを1つ買えば「メンバー」
500PVのものを1つ買えば「ビジネス」
1000PVのものを1つ買えば「エリート」

のビジネスレベルから始めることができます。

では、アルティメットはというと、そうです。単純な話です。

500PVのパックと1000PVのバックを各1個ずつ買えばいいのです。

つまり、アリックスで登録する際には

「33,610円~274,000円」

の高額なパックを買う必要があります。

予想される勧誘トーク

高額なパックを買うことで

「可能性」

を買うことになるので(会員の人は「権利」と呼ぶかもしれませんが)、

「3万円のパックでもいいけど、最初から良いポジションを作りたいなら思い切って始めた方がいいよ」

「トップリーダーの人たちはほとんどアルティメットから始めてるよ!」

「頑張ってグループができてもアルティメットにしておかないと、大きな収入にならないよ!」

というトークが展開されることでしょう。

なぜなら、「アルティメット」で登録してもらえば、自分の収入も大きくなるからです。

詳しくは説明しませんが、上の図で「最小チームリードボーナス」という欄があり、アルティメットだと30%が還元されることになっています。

つまり、あなたがアルティメットで登録し、ある月に新規の方が最高額の274,000円を払って登録した場合、少なくとも30%の

「82,200円」

が翌月の収入になります。

すると、こういう風に考える人も出てきます。

「1人だけでも結構稼げるから、5人、10人になったらすごいな」

ここだけ見ると、大きな収入になるように思えるからです。

ですから、上のようなトークが展開される可能性が高くなります。

ビジネスを維持するためには

あなたが

「33,610円~274,000円」

のお金を支払って初回注文パックを買い、登録したとします。

ただし、それだけではビジネスを継続することはできません。

既にお伝えしたとおり、有効期間は

「4週間」

です。

4週間ごとに製品を買い続けなければ、ビジネス登録を維持できません。

では、いくら分、何ポイントのPVになる商品を買えばいいのでしょうか。

次の図をご覧ください。

初回注文パックを買った週を含む4週間を経過した後は

「100PV」

以上の商品を買うことでビジネス登録を維持することができます。

これが基本です。

金額に換算すれば

「約16,000円程度」

となります。「程度」というのは、100PVの商品でも価格が異なるためです。

報酬プランの実際

ここから、具体的な報酬プランの話に入っていきます。

名称こそ異なりますが、アリックスの報酬プランの基本は

「バイナリー」

です。

次の図をご覧ください。

図というよりかは「文章」になってしまいました。

なぜ「バイナリー」なのか。

仮に、あなたが「アルティメット」で登録した場合であっても、最初は誰もが2つのライン、バイナリーとして言うのであれば

「左右2つのライン」

しか持てないからです。

アルティメットであれば、最大5つのラインを持つことができます。

ただし、それは条件を満たして2つから3つ、3つから4つへと増やすことを申請しなければなりません。

その条件は後でお伝えしますが、その条件をクリアするのは極めて困難です。

さて、アリックスでは、大きなほうを「パワーライン」、小さなほうを「ペイライン」と呼んでいます。

報酬の対象となるのは、小さな「ペイライン」だけです。

しかも、獲得したPVの15%のみが報酬の対象となります。

そして、ここがいちばん重要なのですが、基本が「バイナリー」であるため致命的な欠点があります。

バイナリーは、近年多くのネットワークビジネス主催企業が採用していますが、その欠点を克服することができた企業はないと言っても過言ではありません。

その欠点とは何か。それは

「片伸び」

です。

「『片伸び』って何?」

と、あなたは思われたかもしれません。

バイナリーの場合、ほぼ例外なく左右どちらかのグループのみが大きくなります。

アリックスが「パワーライン(大きいグループ)」と「ペイライン(小さいグループ)」に分けているのは、バイナリーの性質を理解しているからです。

バイナリーは、「小さいグループ」が報酬の対象となります。

そのため、「大きなグループ」は、小さいグループより大きくなった部分が

「無いのと同じ」

ことになってしまいます。

この点について、アリックスではどのように補っているのか。

先程の図には、こう記載されています。

その週のすべてのペイラインのPV 合計が13,334未満であり、かつパワー ライン合計(上限13,334PV)以下である場合、その差が次週への繰り越し PVとして、パワーラインに残されます。

これを言い換えると

「どちらのライン(グループ)も売上が13,334PVより小さい場合、大きなラインと小さなラインとの【差】が、繰り越されてパワーラインに残ります。」

重要なのは、下線を引いた部分です。

計算されない部分は、そのまま大きなグループの方に残ると書いてあります。

小さなグループに残るなら、小さなグループがそれなりに大きくなるので、次週の計算対象になるPVが多くなります。

しかし、そのまま残るのです。

つまり、どういうことか。

「普通のバイナリーと何ら変わらない」

ということです。

むしろ、計算方法として、小さなグループの15%しか報酬の対象にならないので、一体何人紹介を出せば大きな収入に結びつくのかわかりません。

ラインが増えるための条件

こうお伝えすると

「いや、アルティメットで登録すればラインを5本まで増やせるんだから、バイナリーとは全く違う報酬プランだよ!」

と、あなたはおっしゃるかもしれません。

では、あなたがビジネス以上で登録したとして、ラインを増やすための条件について見ていきましょう。

ラインを増やすことをアリックスでは

「リエントリー」

と呼んでいます。

次の図をご覧ください。

リエントリーするためには申請をしなければいけないのですが、申請の条件として

2本以上のラインがオプティマイズ(13,334PV以上達成)した週の翌週以降であれば申請可能

とされています。

つまり、左右どちらのラインでも13,334PV以上の売上をあげないといけないことになります。

「13,334PV」とは、金額的にどれくらいなのか。

先程、ビジネスを継続するためには、100PV分の商品を4週間毎に購入する必要があるとお伝えしました。

100PVとは、約16,000円程度です。

13,334PVは、概算で約215万円。

2つのラインで達成する必要がありますから、合計で約430万円。

この売上を4週間以内に達成してはじめてリエントリーの申請ができます。

基本がバイナリーなので、片伸びしてしまって小さなグループの売上を上げることが極めて困難なのに、左右両方で約430万円物売上を達成しなければならない。

あなたならできますか?

アリックスのタイトル

アリックスでは、何と32ものタイトルがあります。

多くのネットワークビジネスでは、15~20程度なので倍近くと言えるでしょうか。

そのタイトル一覧が次の図になります。

一番下の「チームリード」から

最上位の「クラウンチェアパーソンレベル9」まで

本当に細分化されています。

では、どのようにしてタイトルが決まるのでしょうか。

図を見ていただくとわかるのですが、基準は2つあります。

「入会時からの累積額」
「1週間のペイライン(小さいグループ)の合計PV」

この2つの基準があるとどうなるのか。

最初は前者の基準だけ適用されるので、着実に紹介を出すことができれば、タイトルを上がることができます。おそらく

「シニアスーパーバイザー」

までは、一定の人数がたどり着くのではないでしょうか。

なにしろ、累積額が

「62,400円」

になればいいのですから。

問題は、次の「マネージャー」以降です。

ここから、累積額だけでなく1週間の獲得PV数も基準になります。

マネージャーになるために必要なPVは

「1000」

数字だけを見ると

「別に大した数字じゃないでしょ」

と、あなたは思われたかもしれません。

しかし、あくまでも「PV」の数字であることを忘れてはいけません。

先程お伝えしたことを覚えていますか?

「100PVは約16,000円程度」

ということを。

1週間に1000PVということは、金額で概算すると

「約16万円」

普通に働いている人でも、1ヶ月でやっと約16万円の給料しかもらえない人もいます。

その金額をたった1週間で達成しなければならないのです。

どれだけハードルが上がるのか、容易に想像できるはずです。

これ以上の説明は不要

ここまでご説明してきて

「あれっ、まだ続きがあるんじゃないですか?」

と気づかれた方もいらっしゃるかもしれません。

そうです。

報酬プランにはまだ続きがあります。

「じゃあ、なぜ説明しないんだ!」

と、あなたは思われたことでしょう。

その理由は

「適用になる人がほとんどいない」

からです。

どういうことか。

数年前に、あるネットワークビジネス専門誌がアンケートを行ったところ、回答したネットワーカーが平均して紹介できた人数は

「2.89人」

という衝撃的なデータが出ました。

つまり、おしなべてしまうと、口コミで集客しているネットワーカーは3人も紹介が出せないのです。

2人しか紹介が出せないのですから、グループが大きくなるはずもありません。

アリックスを含め、ネットワークビジネスのほとんどは

「上位のタイトルホルダーが得をする」

報酬プランになっています。

そこまでたどり着ける人は

「1000人に1人」
「10000人に1人」

というとても険しい道のりです。

ですから、詳しいことが知りたいのであれば、アリックスの会員から直接聞くことをおススメします。

特許に値するかは「?」

特許というのは、それまでにない技術や理論で、人の生活に貢献するものに対して法が「権利」として認めたものです。

ネットワークビジネスは、普通の人が成功するために残された数少ないビジネスの一つです。

アリックスは

「米国特許出願中」

ということを謳い文句にしています。

しかし、バイナリーを基礎として採用している時点で、逃れられない欠点があることはご理解いただけたことと思います。

また、アリックスの報酬プランは、あまりにも複雑すぎて会員自身が説明することが難しいことも容易に想像できます。

特定商取引法では、報酬を得ること(法律的には「特定利益」といいます)に関して、説明しなければならないと定められています。

ここまで複雑な報酬プランにしてしまうと、相手が誤解したまま登録してしまう可能性があり、特定商取引法に違反する可能性も否定できません。

つまり、バイナリーの欠点を補おうとしたアリックスのシステムは、かえって成功を難しくしている可能性が高いと言わざるを得ません。

時代はネット集客へ

現代でネットワークビジネスが批判を受けてしまうのは、展開方法が

「口コミ集客」

に限られていることも大きな要因の一つと言えます。

本来伝えなければいけないことを伝えない

伝えるべきではないことを伝えてしまう

そんなネットワーカーが多くいたために、ネットワークビジネスが信頼を失う原因になってしまいました。

本当に残念なことです。

口コミ集客の限界

口コミ集客は、戦後、広大な国土のアメリカで、地方の零細企業が自社の製品を広めるために考え出した手法です。

もう70年以上も前の話です。

当時は、新しいビジネスモデルでした。

ビジネスの話をすれば

「そんないい話があるならやらせてくれ!」

と誰もがビジネスに参加しました。

しかし、日本ではいささか事情が異なります。

1970年代から80年代にかけて

「ネズミ講」

が社会問題になります。

会員獲得のやり方、報酬の得られ方について、違いが分かりにくいことから

「MLM=ネズミ講」

という誤った認識が広まってしまいました。

さすがに、現代ではその違いが分からないという人は減りましたが。

また、90年代以降も

「MLMをやれば儲かる」

と言い、ネットワークビジネスに興味のない人まで強引に勧誘するネットワーカーが現れました。

仕方なく製品を買い、始めてみたもののお金が出ていくばかり。

ネットワークビジネスが「被害者」を生んでしまう

非常に残念な状況になってしまいます。

90年代にはインターネットが普及し始めます。

強引に勧誘するネットワーカーの悪評が、ネットを通じて知られるようになりました。

友だちや知り合いに拒否されるようになったネットワーカーは、ビジネス交流会やカフェ会などに参加するようになります。

しかし、ネットワーカーの「悪評」はすでに知られるところとなっています。

ネットワーカーだと分かった瞬間、誰も話を聞いてくれません。

ですから、ネットワーカーのほとんどはわずか数ヶ月でネットワークビジネスから退場してしまいます。

口コミ集客であるかぎり、普通の人が成功することはとても難しい時代になりました。

ネット集客が鍵になる

最近はSNSを利用した集客を認める会社も出てきました。

しかし、SNSとネット集客とは似て非なるものです。

SNSは、場所がリアルからネットに移っただけで、直接の会話からメッセージのやり取りに変わっただけで、その本質は何も変わっていません。

口コミ集客とSNS集客は何ら変わらないのです。

大企業もホームページを持っています。

個人事業主もホームページを持っています。

一般の人でさえブログやホームページで稼ぐ時代です。

ただし、そこにはルールがあります。

「法律」というルールです。

ルールをしっかり守ったうえで、ネットを利用した集客ができなければ、ビジネスを成功させることはできません。

だからこそ、ネット集客がこれからの時代の

「鍵」

になるのです。

まとめ

アリックスは、新興のネットワークビジネスとして独自のマーケティングプランやサービスを追求しています。

他社との差別化、自社の優位性を保つための努力は素晴らしいものであると言えます。

ただ、扱う製品群が他社と共通するものも多く、アリックス独自の商品を生み出しているとまでは言えないので、独自の商品を開発することが大切かもしれません。

また、マーケティングプランが他社と比べて複雑になっているので、会員自身が理解していない面もあるようです。

会員自身が理解していないと、興味のあるお客様に対してしっかり説明できないことにもなりかねません。

その点も新興のネットワークビジネスらしさではあります。

ですから、今後会員への周知や教育体制をどのように整えていくのかが、さらなる発展の鍵になるといえるでしょう。

あと、気になる点として、登録やスタートにかかる費用が、他社と比べてかなり割高になっていることです。

そこまで出して登録することに価値を、どのように伝えていくのかも課題であると言えるでしょう。