投資の世界だけでなく、ネットワークビジネスでも
「レバレッジを効かせることができるから、成功するスピードを上げられる」
という話を聞いたことがありませんか?

レバレッジを辞書で引くと
「てこの力」
と出てきます。

てこの力とは
「固い棒状のもので、大きなものを少ない力で動かすことができる、または、小さな運動を大きな運動に変えることができるもの」
をいいます。

「支点・力点・作用点」
と小学生の頃に教わったことをあなたも思い出したのではないでしょうか。

経済用語してのレバレッジとは
「他人の資本を使うことで自己の資本に対する利益率を高めること」
をいいます。

よく引き合いに出されるのが不動産投資です。

あなたが500万円以上の年収があり、上場している優良企業に勤めているとします。
頭金を200万円程度用意できれば、金融機関はほぼ間違いなく融資をしてくれます。

自己資金は200万円程度でも、金融機関から借り入れをすることで少なくとも20倍以上の価格の不動産を手に入れることができる。
これが「レバレッジ」です。

では、ネットワークビジネスにおいては、どういう点で「レバレッジ」を効かせることができるのでしょうか?

勘違いしていませんか?

ネットワークビジネスにおける「レバレッジ」についてお伝えする前に、重要なことを理解する必要があります。

集客(リクルート)に関して、99%の口コミ集客ネットワーカーは大きな誤解をしています。
その誤解を解かない限り、レバレッジの真の意味を理解できないままです。

口コミ集客だから起こる誤解

口コミ集客ネットワークビジネスをしたことのあるあなたなら
「数え切れないほどリクルートしてきたのに、全然紹介を出せない」
と思ったことはありませんか?

交流会やカフェ会に参加して全員と連絡先を交換した
イベントを開催して全員と連絡先を交換した

「連絡先を交換する」
それは、ネットワークビジネスを伝えることでも何でもありません。
単に「顔見知りを増やした」ということにすぎません。

ところが、99%の口コミ集客ネットワーカーは
「連絡先を交換する」
ことを「まずやらなければならないこと」だと思いこんでいるので、ネットワークビジネスを伝えられるわけがありません。

その時点では、まだ相手にとってあなたは
「どこかのイベントであったことのある人」
程度です。

まだそんな段階なのに
「個別に合ってお話をしませんか?」
と、ネットワークビジネスを伝える気満々でメッセージを送っても、返信が来る確率は極端に低いでしょう。

「多くの人に声をかけて会員になってもらわなければならない」

その思い込みを今すぐ捨てましょう。
ネットワークビジネスにおける「レバレッジ」を理解するためには

「マーケティングの本質」

を理解することから始めましょう。

マーケティングを理解する

マーケティングとは
「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにすること」
と定義づけされています。

そこから転じて
「商品やサービスを購入してくれる対象を絞り、その対象に対して宣伝・広告をすること」
と一般的に使われる言葉です。

世の中で売り出されているものは、必ずと言っていいほどマーケティングを経て提供されています。

テレビなどのマスメディア、新聞・雑誌などでは、必ず利用する層が設定されています。
その対象に向けた番組や紙面作りをするために、マーケティングをするのです。

「対象がどのような趣味・嗜好を持っているのか」
「対象が共感しやすい人物は誰か」
「対象が馴染みのある音楽などのようなものか」

数え上げればキリのない項目について調査します。

ネットワークビジネスについて考えるとどうなるか。
ネットワークビジネスをしようと思うのは、どういう人でしょうか?

経済的に余裕のある人
経済的に余裕のない人

圧倒的に「後者」のはずです。
経済的に余裕がなくて将来のことを憂い、あれこれと自分にできそうなことを試してきた人たちです。
人生を逆転させる方法を探してきたはずです。

「何とか人生を逆転させたい」
「経済的に成功して自分の人生を思うとおりに生きたい」

探した結果、ネットワークビジネスに行き着いたはずです。

パレートの法則に基づいて考えれば
「経済的に余裕のある人:20%」
「経済的に余裕のない人:80%」
となります。

ただし、その80%の人が全て、将来の経済状況を憂い「何とかしなければ」と思っているでしょうか?
「何とかしよう」と思っている人は、パレートの法則に基づいてその80%のうちの「20%」なのでしょうか?

いいえ、将来を見越して考え行動している人は、ほんの数%と見ていいでしょう。
ほんの数%しかいない人を見極めて、ネットワークビジネスの話を伝えなければリクルートなど成功しません。

ところが、99%の口コミ集客ネットワーカーは、そんなことを考えずに手当たり次第に伝えようとします。
マーケティングを全く理解していない証拠です。

ほんの数%しかいない人を効率よく見極めて、その人たちにネットワークビジネスを伝えること、それがネットワークビジネスでの
「マーケティング」
と言えるのです。

MLMでのレバレッジ

では、マーケティングについて理解したところで、どのようにすればネットワークビジネスで
「レバレッジ」
を効かせられるようになるのかをお話していきます。

ドン・フェイラに学ぶ

あなたは、ドン・フェイラさんをご存知でしょうか?

フォエバー・リビング・プロダクツというネットワークビジネスの主催企業で大成功を収めたトップリーダーで、アメリカ国内で知らない人はいない方です。

彼の有名な著作として「2×2=6」があります。
書店で見かけた方も多いのではないでしょうか。
ネットワークビジネスで成功を望む人にとって「バイブル」とも言われています。

彼は、著作の中で一言も
「リストアップして人脈が尽きたら、交流会に参加して手当たり次第に声をかけろ」
なんてことは言っていません。

さらに、「アップラインとABCをしなさい」ということも書いていません。

どういうことでしょうか?

つまり、日本で99%の口コミ集客ネットワーカーが行っているリクルート活動は
「成功者なら決してしない【邪道】なやり方」
だということです。

考えてみればわかるのですが、つい先日出会った人と、全く知らない人の2人を前にして、心理的圧迫を感じないわけがありません。
就職活動の圧迫面接よりも身構えてしまうのも当たり前です。

ですが、99%の口コミ集客ネットワーカーは、それが「王道」だと今だに信じています。
これでは成功できるわけがありません。

彼が提唱している「45秒プレゼンテーション」もネットを活用しています。
ただし、そのプレゼンはネットワークビジネスの将来性を示すものであって、特定の会社の話は一切していません。
サイトを利用してプレゼンを行い、興味を持ってくれた人に対してリクルートをするのです。

彼のリクルート方法
「45秒プレゼンテーション」
もマーケティングを理解していることが分かります。

手当たり次第にネットワークビジネスを伝えるのではありません。
専用のサイトを利用して、ネットワークビジネスで未来を変えたいと思ってくれる人を選別しています。

マーケティングを理解しているからこそ、誰よりも早く自分のリクルート方法を確立し、ネットワークビジネスで成功できたのです。

2✕2=6「真の意味」

ネットワークビジネスで成功した彼は、自身の本のタイトルをなぜ
「2×2=6」
にしたのでしょうか?

「【2×2=4】じゃないんですか?」
と、あなたは思われたことでしょう。

こういうことです。

例えば、あなたがAさんとBさんの2人をリクルートしました。
AさんとBさんが、ぞれぞれ2人をリクルートします。

あなたが直接リクルートしたのは、AさんとBさんの「2人」です。
Aさんは、CさんとDさんをリクルートしましたが、あなたがリクルートしたわけではありません。
Bさんは、EさんとFさんをリクルートしましたが、あなたがリクルートしたわけではありません。

あなた自身は2人しかリクルートしていないのに、AさんとBさんが頑張って、それぞれ「2人」リクルートしてくれたおかげで、あなたのグループは「6人」になっています。

だから「2×2=6」となります。

これは、グループを拡大させていく基本です。

「リクルートを頑張らなければ成功できない」
というのは誤りです。

上の例で、あなたが頑張ったわけでもないのに、グループが大きくなった理由はただ1つ
「ダウンとなってくれたAさんとBさんがリクルートできたから」
です。

言い換えれば
「AさんとBさんがリクルートできるまでに成長したから」
ということになります。

ただし、ここには隠れた前提条件があります。

それは
「AさんとBさんが(マーケティング理解した上で)リクルートできるまでに成功したから」
という条件です。

つまり
「マーケティングを理解することが【成長】である」
ということができます。

あなたのすべきことは、ダウンとなってくれた人にマーケティングを理解してもらうことです。

育成できる人を育てる

マーケティングを理解することが重要であることは、理解していただけたことでしょう。
成長するためには、マーケティングを理解したリクルートが必要です。

一方、口コミ集客ネットワークビジネスでは、今だに次のようなことが「教育」だと思われています。

こんなことが教育?

口コミ集客ネットワークビジネスでは、リクルートしようとする相手に合わせた
「勧誘トーク」
をアップラインと考えることが「教育」だとされています。

親しい友人なのか
久しぶりに会う知人なのか
交流会などで最近知り合ったばかりの人なのか

関係性の深さに合わせて、ネットワークビジネスに興味を持ってもらえるよう「誘導」するためにトークを考えます。

しかし、マーケティングを理解しているあなたなら分かるはずです。

人は、自分から興味を持ったものしか長く継続することができません。
外から与えられた興味では、決して長続きしないのです。

いい例が、小さい頃の「習い事」です。
あなたの親は、習い事をさせようとしませんでしたか?

バイオリン・ピアノなどの楽器
野球・サッカーなどのスポーツ
これから必要になる英会話

様々な習い事があります。

興味を持っていたからこそ、長く続けられたものもあります。
興味を持っていても、やってみたら合わなかったとすぐに辞めてしまったものもあるでしょう。

ただ、少なくとも、興味を持ったことでなければ始めようともしないはずです。

興味のない人が、他人に言われたからといって興味を持つようになるでしょうか?
それがいかに難しいことか容易に想像できるはずです。

であれば、ネットワークビジネスに興味も関心もない人に、興味や関心を持ってもらうことがいかに難しく、時間の浪費になってしまうか、すぐに分かることではありませんか?

なぜネットを使うのか?

ドン・フェイラが提唱する「45秒プレゼンテーション」では、ネット上の専用サイトを作り
「ネットワークビジネスの可能性・将来性」
を、そのサイトに語らせています。

あなたは、そのサイトを見てくれるよう、サイトを見て興味を持ったら連絡をくれるよう相手に頼むだけです。

相手が興味を持たなかったら連絡は来ません。
興味を持ったら連絡が来るので、その時点で既に「お膳立て」ができている状態です。
あとは、あなたが具体的なビジネスの話をするだけです。

勧誘トークもABCも不要です。

彼は、このやり方で、口コミ集客ネットワークビジネスでありながら大きな成功を収めました。

「じゃあ、彼のやり方を真似ればいいんじゃないですか?」
と、あなたは思うかもしれませんが、そう簡単な話ではありません。

日本の口コミ集客ネットワークビジネスでは、そもそもネットやサイトの利用を禁止しています。
「サイトの利用は会社の許可が必要です」
と表面上は可能なように見せていますが、許可された事例を聞いたことがありません。

成長のためには、マーケティングを理解することが重要です。

現代でマーケティングを理解するためには、ネットを利用し、サイトを構築することは不可欠です。
サイトを構築する過程で、ネットワークビジネスに興味がある人へどのようにしたら情報を届けることができるのか試行錯誤します。

その試行錯誤の過程が、人を育てます。
その試行錯誤の過程が、マーケティングそのものだからです。

あなたが試行錯誤したことであれば、自信を持ってダウンとなってくれた人に説明することができます。
失敗も成功も具体的に説明できるからです。
あなたの体験から、相手も学ぶことができます。

相手が学んでくれることで、あなたが取り組み始めた時よりも、より少ない時間でマーケティングを身につけることができるようになります。

それが繰り返されることで「レバレッジ」が始まるのです。

成長の連鎖がレバレッジに

ドン・フェイラは
「熱意と意欲を持った信頼できる5人の人を探すことに専念しなさい」
と言っています。

その5人にも同じように伝え、成長してもらい、リクルートできたとします。
そうなれば、あなたのグループは30人に膨れ上がります。

あとは、言わずともお分かりになるでしょう。

大切なのは、マーケティングを正しく伝えていくことです。
正しく伝えなければ、5人に伝わるはずのものが、4人、3人と伝わる人数が減ることになってしまいます。
そうなってしまっては「レバレッジ」を効かせることはできません。

「熱意と意欲」がなぜ必要なのか。

教育として教えることができるのは、誰にでも理解できる
「最大公約数」
としてのマーケティングでしかありません。

それぞれの状況や環境に合わせて「カスタマイズ」する必要があります。

あなたにはできたことも、ダウンとなってくれた人の状況や環境では難しいことも十分予想されます。
その時は、ダウンとなってくれた人が自ら考え行動しなければなりません。

言い換えれば、自ら考え行動できる人でなければ
「自分ができるマーケティング」
を体得することができないということです。

ネットワークビジネスは簡単に始めることもできますが、簡単に辞めることもできます。

熱意と意欲を持って、自分なりのマーケティングを身につけた人が「レバレッジ」の恩恵にあずかることができるのです。