「ネットワークビジネスって宗教っぽいでしょ!」

「セミナーでマインドコントロールとかしてるんでしょ!」

ネットワークビジネスというとき、このような声が聞こえてきます。

ネットワークビジネスに対して、「宗教」「マインドコントロール」というイメージが出てくるのはなぜか?

それは「怖い」からです。

なぜ怖いのか?

私たちは、自分の知らない領域のことについては、恐怖を感じて慎重になるように本能的に作られています。

例えば、小さい頃、自転車に乗れるようになると行動範囲が広がります。

ただ、自転車に乗れるようになったとはいえ、少し遠くの友達や親戚の家へ自転車で初めて行こうとしたとき、ドキドキしながらゆっくり自転車を走らせませんでしたか?

怖いとき、私たちは自分を守ろうとします。身体的にも精神的にも。

そして、怖さはイメージから来るものなので、イメージで判断してしまうのです。

マインドコントロール?

マインドコントロールとは

人の思想や情報をコントロールし、個人が意思決定する際に、特定の結論へと誘導する技術を指す概念

のことを言います(Wikipediaから引用)。

一時期マスメディアを賑わせた「カルト宗教」が用いたマインドコントロール手法の特徴としては

① 宗教への勧誘目的を隠して公衆から隔離した場所へ連れて行く

② 長時間外部との連絡を遮断させて抵抗する意志を失わせる

③ 教義に関する動画を繰り返し見せて脳に刷り込ませる

④ 教団の人間だけが信頼できると思い込ませる

では、これを99%の口コミ集客ネットワークビジネスに当てはめてみましょう。

①公衆からの隔離にならない

勧誘の多くは、カフェやファミレスなどで行われており、他に多くのお客さんがいる中で行われています。

ここで、セミナーなどに勧誘するのですが、その成功率は一桁台でしかありません。

もし、セミナーに誘えたとしても、セミナー会場も民間の会議室などが多いので、「隔離した」とは言えません。

②意志を失わせるほど長時間ではない

セミナーも、1〜2時間程度なので、意志を失わせるほど長時間であるとは言えません。

③トークの技量が稚拙な人が多い

口コミ集客ネットワークビジネスでは、トークで相手を信頼させてなんぼです。

しかし、アップラインから教えられた通りのトークしかできないので、トークに信憑性がありません。

動画を見せるということもほとんどしません。

④端から信頼されていない

ネットワークビジネスの勧誘だと分かった瞬間に、「信頼できない」と判断されてしまいます。

99%の口コミ集客ネットワークビジネスの勧誘は、マインドコントロールと呼べるようなものではないことは十分お分かりいただけたことでしょう。

でも、ネットワークビジネスの本質を知れば

「自分のマインドをコントロールする」

ことの重要性が分かるようになります。

マインドコントロールの重要性

一般の企業でも、優秀な社員を入社させて、研修をしっかりと行い、現場で実践して成長してもらい、商品やサービスを自力で売れるようになってもらわなければ、企業は成長しません。

ネットワークビジネスでも同じです。

意欲のある人に参加してもらって、時代に合ったビジネスのやり方をしっかり学んでもらい、日々の生活で実践して試行錯誤してもらってはじめて、グループを広げることに貢献できます。

大切なのは、まず自分自身が成長することです。

何かに依存するのではなく、自分が何をすべきか、何からすべきなのか、自分で判断してトライ・アンド・エラーを繰り返していく。

行動しないうちに失敗を恐れて諦める人があまりにも多いのです。

その「恐れ」を乗り越えられるのは、あなた自身しかいません。

そのことをまず理解しなくてはなりません。

そして、少しずつ自分が人を導く立場になるための準備もしていきます。

あなたの力だけではグループを大きくして、ビジネスを展開していくことはできません。

次の世代をより効率的に導けるように、あなたの指導の仕方を確立していくことが重要になります。

もちろん、あなただけがやる必要はありません。

同じグループの先輩や仲間に助けてもらうことも大切です。

なぜ悪いイメージに?

「マインドコントロール」

この言葉が悪いイメージで見られるようになってしまったのは

「オウム真理教事件」

の影響であるといえるでしょう。

きっかけはスピリチュアル

1980年代から90年代にかけて、いわゆる

「スピリチュアルブーム」

が起きました。

テレビ番組でも、超能力者や霊能者と言われる人たちが毎日のように出演していました。

あの織田無道氏も告白していますが、当時のテレビ番組も

「ヤラセ」

は当然に行われていました。

ただ、当時はそれに気づく人もほとんどおらず、ブームも加速していきます。

そんな中、いわゆる

「新興宗教」

に興味を持つ若い人たちも増えるようになります。

大学のサークル活動と称して、まだ世間知らずの新入生を勧誘します。

そして、活動の一環として宗教団体のビデオを見せたり、セミナーやワークショップを繰り返し行います。

すると、次第に

「この教えは本物かもしれない」

と思う学生も出てくるようになります。

最初はサークル活動ということで、新入生と仲良くなることを目的とします。

仲良くなって、人間関係を断ち切ることが難しい状況になってから、次第に宗教団体の教義を植え付ける。

すると、次第に日常生活から離れていきます。

違法行為も「正しい」

オウム真理教は、化学兵器や武器弾薬を秘密裏に持つようになりました。

山梨県の旧上九一色村の教団施設で、東京の地下鉄で使われた

「サリン」

が生産されていたというのは有名な話です。

化学兵器を生産し、武器弾薬を密輸することは明らかに

「違法行為」

です。

しかし、教義の正しさを信じ込まされている信者は

「教団・教祖の指示は全て正しい」

「日本の法律なんて関係ない」

と、違法行為に手を染めていきます。

社会常識から見れば、教団や信者の行動は

「常軌を逸している」

と思うのが当然です。

しかし、当の本人たちからすれば

「日本の法律こそおかしい」

「日本人はすべて教団に帰依すべき」

と考えていたのです。

使い方が重要

マインドコントロールとは、本来

「自制のあり方」

として、自分の考え方、心のあり方のことをいいます。

しかし、一歩間違えば

「人を操る道具」

として捉えられるようになってしまいます。

また、自分以外の人を導く立場になったとき、あくまでも

「本人の意志を尊重する」

という視点を失ってはいけません。

「相手を自分の思うように変えようとする」

ことこそが危険な考え方です。

要は、人のすることですから

「何のためにマインドコントロールするのか」

ということが見えていることが重要です。

まとめ

マインドコントロールをしなければならないのは、まずあなた自身に対してです。

「一歩を踏み出すときの恐れ」

「何とかなるだろうという根拠のない依存心」

「あなた自身を信頼しないこと」

それらすべてを乗り越えられるかどうかは、あなた自身にかかっています。

多くの「成功者」と言われる人が「マインド」の重要性を説くのは、マインドをコントロールできるようになればどんなビジネスでも成功できると分かっているからです。

ネットワークビジネスだけが例外ではありません。

「マインドコントロール」

それが本来意味することを考えてみましょう。