「集客」

近年は、SNSを利用した集客は欠かせないものになっています。

「Facebookはまだまだ使えますよ」
「twitterならだれでも始めやすいです」
「Instagramなら成果が出やすいですよ」

ネットワークビジネスに限らず利用する人が多いのも事実です。

ただ、ネットワークビジネスへの集客ということを考えると、話は別になります。

商品やサービスを、単に買ってもらう、利用してもらうだけであれば露出度を高めることが優先されます。

目にする回数が多ければ、思い出してもらえる機会も多くなるのですから。

ネットワークビジネスでは、製品の利用者である反面、一般の消費者とは異なる面があります。

その「異なる面」が重要です。

これを理解していないと、ネットワークビジネスへの集客には何ら役に立たないものとなってしまいます。

Facebookはどうか

数年前までは最も利用されていたSNSであったFacebook。

しかし、最近では様々な問題を抱え利用者が減少傾向にあります。

利用する年代層

メインで利用しているのは

30代後半~50代前半

これよりも下の世代も利用していますが、アクティブなアカウントは多くありません。

ビジネスユーザー多し

以前は、プライベートな話題をタイムラインに投稿する人も多くいました。

しかし、近年は個人事業主などのビジネス目的で使う人が多くを占めています。

企業の場合は、自社製品の宣伝など広報目的で使われます。

一方、個人事業主の場合は、自身のブランディングのために使われます。

すなわち、自分がどれだけすごい人脈を持っているのか。

自分がどれだけ顧客を持っているのか。

自分がどれだけ素晴らしい生活を送っているのか。

「こんなにすごい人が提供するサービスだから良いものなんだろう」

というイメージを刷り込ませるために、Facebookの投稿を利用します。

一時期はアメブロを利用した集客が流行りました。

その次に流行ったのがFacebookを使っての集客です。

ただ、現代では、投稿の内容はあくまでも「飾り」であって、実際は全く違うものであることはよく知られるようになりました。

そのため、Facebookでのブランディングも通用しない時代になっています。

どちらかといえば、製品やサービスを求める人たちよりも、製品やサービスを提供したい人たちが多く利用しています。

そのため、「集客」という意味では効率がよくありません。

ビジネスをしている人ばかりですから。

一見、普通の人のように思うと、ネットワークビジネスをしている人であることも珍しくありません。

ネットワークビジネスをしている人の利用率も高いのがFacebookです。

近年はLINEが利用されるようになったこともあり、コミュニケーションツールとしての需要も減っています。

後述するtwitterやInstagramも、コミュニケーションツールとしての機能が備わっています。

つまり、ツールとしての機能も被っているものが多いのです。

そのため、利用している人が減少しているとも言えます。

情報管理の甘さ

最近のFacebookは、情報管理の甘さを指摘されています。

ニュースになったところでは、2億6700万人以上の個人情報が流出していたことが判明し非難を浴びています。

Facebookは、実名登録が基本になっているので、ビジネスをしていない人であればプライベートなデータも登録しています。

氏名
住所
出身校
勤務先
趣味
etc・・・

個人を特定できる情報が満載です。

ここまで個人情報が知られてしまうと、生活そのものを覗かれているのと同じです。

仮に、Facebookが集客に有効な手段であったとしても、個人情報が危険にさらされる可能性があると、利用することが難しくなります。

これからFacebookを離れるユーザーも増えることでしょう。

そういう意味でも、Facebookを利用した集客はより難しくなっていくでしょう。

まとめ

ネットワークビジネスという

「チャンスの提供」

を求めている人が、Facebookを利用しているのかを考えたとき、その確率は

「極めて低い」

と言わざるを得ないでしょう。

というのも、Facebookは、すでに何らかのビジネスをしている人が利用している確率が高く、ネットワークビジネスをしている人も多く利用しています。

そのため、相手から売り込みをかけられる可能性が非常に高くなります。

こちらはネットワークビジネスに入ってもらいたい。

相手は、自分のサービスを利用してもらいたい。

思惑がぶつかり合うことになり、時間だけ浪費することになってしまいます。

ですから、Facebookを利用した集客はおススメできません。

twitterはどうか

数多くあるSNSでも今や古参の部類に入るTwitter。

一時期はFacebookに押されていましたが、もともと「つぶやき」に特化していたこともあり、最近ではまたユーザーが増えています。

利用する年代層

Twitterを利用する年代層は

「10代半ば~20代後半」

が中心になります。

やはり、情報の新鮮さ、「即時性」を重要視しているからでしょう。

「今の状況を知りたい」

という若い世代の要望にTwitterは応えることができています。

複数アカウントに注意

若い世代を中心に利用されているTwitterですが、そこはやはり古参のSNS。

もちろん、ビジネス目的で使用している人も相当数います。

特徴的なのは、一人で複数のアカウントを持っている人の多いこと。

Twitterは、Facebookのように実名登録ではないので、メールアドレスさえ用意できれば簡単に複数のアカウントを持つことができます。

アカウント名をよく見てみると、同じような言葉遣いになっている。

アイキャッチの写真が同じものである。

プロフィールの内容もほぼ同じ。

その場合は、完全にビジネス目的で利用している人です。

フォローすると、相手から営業のDMがすぐに飛んできます。

「FXで自動で稼げるツールに興味ありませんか?」
「誰でもすぐに10万円稼げる起業ネタに興味ありませんか?」

こんな内容のDMです。

こんなDMに引っ掛かる人はいないと思いますが、相手は自動化しているので

「数打てばそのうち当たる」

程度に送っていることが丸見えです。

もちろん、若い世代でも将来に不安を抱えている人は少なからずいます。

心の内を人知れず話すのに、匿名のTwitterは便利です。

ただし、上に述べたとおり、ビジネス目的のアカウントがあまりにも多すぎるので、本当に「チャンスの提供」を求めている人を探すのが難しいのも事実です。

また、匿名性の高いSNSなので、相手との信頼関係を作ることが難しくなります。

ネットワークビジネスは、相手との信頼関係があってこそ成り立つビジネスモデルです。

信頼関係ができていないのに、いきなりネットワークビジネスを薦めても、口コミ集客のネットワーカーと同じように不審に思われてしまいます。

まとめ

「チャンスの提供」

を探している人はFacebookよりは多くいます。

ただ、複数のアカウントを利用してビジネスをしている人があまりにも多いので、求めている人を探すことは難しいのが現状です。

また、Twitterは、投稿の価値が一瞬にして失われます。

タイムラインには次から次へとフォローしている人からの投稿が流れ込んでくるからです。

そのため、「作業」が多くなります。

投稿を数多くこなすこと
求めている人を探すこと

これでは、お金こそかからないものの、時間や手間がかかるので結果として口コミ集客と変わらなくなってしまいます。

果たして、それだけの手間をかけることが正しいのかどうか。

あなた自身でよく考えてみてください。

Instagramはどうか

近年最もアクティブユーザーが多いといわれているInstagram。

「インスタ映え」という言葉が流行語大賞を取るほど、急速に浸透したSNSと言えるでしょう。

利用する年代層

Instagramを利用する年代層は

「20代前半~30代前半」

が中心となっています。

流行にも敏感で、情報の発信も積極的に行います。

「インスタグラマー」
「インフルエンサー」

という職業が生まれたのも、Instagramが多くの人に浸透した結果でしょう。

スマホ・写真前提

Instagramは、スマホで写真を撮り、コメントを添えて投稿するのが基本です。

もちろん、PCでも投稿できないわけではありませんが、写真の設定などスマホとは異なる作業が必要になります。

そのため、Instagramはスマホで使うことが前提になります。

Instagramをマーケティングに使っている個人事業主は、FacebookやTwitterに比べるとまだ多くはありません。

しかし、もともとスマホを使う前提であるInstagramは、ルーティン化することが難しいSNSです。

FacebookやTwitterでは、投稿を自動化する、あるいはブログと連携する機能が数多く生まれました。

ところが、InstagramはFacebookの傘下にあるということもあり、まだまだ機能面で不足している面があります。

また、Instagramの利用者は、流行や新鮮な情報を追っているのであって、「チャンスの提供」を求めている人があまり多くありません。

インスタグラマー
インフルエンサー

彼らが発信しているのは、流行っているものや場所、写真を撮って映えるものであって、将来に向けた「チャンスの提供」ではありません。

となると、流行を求めている人に「チャンスの提供」について話をしても、見向きもされない可能性が高いのです。

まとめ

Instagramは、アクティブな人が多いことで有名です。

しかし、ネットワークビジネスへの集客という面を考えると、決して効率が良いとは言えません。

「アクティブな人が多いのでチャンスです」

という個人事業主コンサルタントもいます。

ただ、アクティブな人が多いというのと、集客ができるというのは話が別です。

チャンスの提供を求めている人を探すのは、FacebookやTwitterと同じように難しいといえます。

重要な「異なる面」

ここまで、SNSについてお伝えしてきました。

冒頭に述べた「異なる面」とは一体何なのか、気になっていた人も多いと思います。

集客というとき、その相手は「消費者」を指します。

商品やサービスを求めているだけの人であれば、SNSで発信し続けることは重要です。

イメージとして脳裏に植え付けることで、買い物をするとき

「あの商品があったな」

と手に取ってもらうことができるからです。

しかし、ネットワークビジネスは違います。

ネットワークビジネスをするということは、「消費者」として商品やサービスを利用することと同時に

「ビジネスを伝える」

ことを仕事にするのです。

消費者でありながら、ビジネスを伝える「個人事業主」になるのです。

個人事業主になるとはどういうことか。

会社にいれば、自分が休んでも誰か他の人が代わりに仕事をしてくれます。

仕事が滞ることはありません。

しかし、個人事業主は違います。

自分が仕事をしなければ、何もかもが止まります。

当然収入も入ってこなくなります。

ネットワークビジネスに参加するということは、個人事業主として伝える仕事をしていくという覚悟を持つことでもあります。

もちろん

「そこまでの覚悟は持てません」

というのも当然ありです。

収入が入ってこなくなるだけです。

誰も注意しませんし、引き上げようともしてくれません。

だからこそ、ネットワークビジネスでは信頼関係が重要になります。

グループが大きくなってはじめて、個々の収入も増えていきます。

そのためには、不断の努力が、参加して数か月間のスタートダッシュが必要になります。

信頼関係がある仲間とのつながりがなければ、仕事を継続することは難しくなります。

だからこそ、ネットワークビジネスへの集客は、一般の集客と「異なる面」があるとも言えるのです。

結局のところは?

SNSで集客をすることは無駄にはなりません。

相手にこちらの存在を知ってもらう契機になるからです。

ただし、その使い方は考えないといけません。

SNSは、あなたの持つサイトやブログへの導線のひとつとして考えることが良いでしょう。

なぜなら、SNSのみで相手との信頼関係を築くことは困難だからです。

ビジネスでは信頼関係が肝です。

サイトやブログを持っているなら、記事の内容を読んでもらうことで信頼関係を構築することが可能になります。

しかし、SNSでは匿名性も高く、営業や誘導の記事ばかりが目立ちます。

その中で信頼関係を築くことはできません。

ですから、SNSを利用する前提として、サイトやブログを持っていることは非常に重要になります。

あなたがもしサイトやブログを持っていないなら、早急に作りましょう。

サイトやブログを持ってはじめて、SNSを利用する価値が出てくるのです。